気まぐれな数学部屋

高校数学の問題を解きます。

確率漸化式(状況が2つ)

今回解く問題は以下の通りです。



確率漸化式は、考えられる状況を全て洗い出し、その後いろいろな操作で漸化式を解くことが多いです。この問題は状況が赤1白1か白2の二通りしかない最も基本的な問題です。このタイプは、1つをpnとおいて、もう一つを1-pnとおくのが定石です。(3)についてもおまけのような問題です。

以下解答

確率漸化式は、(I)状況の数が多く、連立漸化式を解くのが難しい。と(II)状況を把握して漸化式を立てることが難しい。

この2パターンの難しさがあります。難関大の問題の難しいパターンは大体(II)でしょう。次回は(I)と(II)が微妙に混ざった問題を扱います。